風やインフルエンザにビタミンC ビタミンCは、風やインフルエンザの予防と治療に最高の効果を発揮します。その理由の第一は、ビタミンCがウィルスに立ち向かうインターフェロンという物質を体内に沢山つくること、第二は細胞と細胞をつなぐコラーゲンの生成を助け、組織を通り抜け細胞内に入るウイルスの移動を妨げることです。また、インターフェロンこそガンの特効薬でもあります。
■お肌の健康にビタミンC 紫外線照射によって生成するメラニン色素によって皮膚が黒色化しますが、ビタミンCを補給することによてその酸化的代謝促進効果により、色素の沈着を防ぎ、また増加したメラニン色素は減少します。また脳下垂体、副腎、黄体などによるホルモンの分泌を高めて活性化し、皮膚に精彩を与え、生き生きとした潤いのある美しい肌をつくることになります。
■胃・十二指腸潰瘍治療に有効 ビタミンCは胃腸薬ではありませんが、神経性の胃・十二指腸潰瘍の予防と治療に極めて有効であることがわかっています。ビタミンCは血流を促進させ、血行障害を改善するとともに、ストレスに対抗する抗ストレスホルモンを分泌する副腎の働きを高めるなどして、胃腸に生じる欠陥を根本的に改めていきます。
■成人病の予防と治療にビタミンC ビタミンCは動脈硬化の原因となる過酸化脂質ができるのを抑える力があります。また、ビタミンCはインシュリンが体内でつくられる前段階のプロインシュリンの生成を助けます。
■過敏症にビタミンC ビタミンCの摂取量を増やすことによって、花粉症や喘息等の過敏症に副作用を伴うことなく有効に働きます。
|